初夏

ゲレンデSTORY 2

リフトに乗って数秒でストックを落とすほど
華麗なスキーテクニックを披露しておりますが・・・
スーイスイと滑るすずりんもご紹介しなければね。

1週間もすると かなり上達するんですがね
1年たつと すっかり元にもどっちゃって
斜面のコブにアワアワするんです。

それでも 強引にリフトに乗せられて
頂上のひとつ手前のリフトまで登って行ったりしてね
蔵王ですからね
コースの両サイドに あの有名な樹氷を見ながら
おっかなびっくり すべるんですよ。

ふもとの方まで かなり降りてくると
今度は スキー教室の人たちであふれている。
ゼッケンをつけて 大汗かいて頑張ってる人たちを
ヒョイヒョイと避けられるほどには 
うまくないんだぞよ。

どうする?

あわわわわわ・・・・
ゼッケンの生徒さんが右に行くと
私も右に行ってしまいまんがな!

左に曲がると
私も左に吸い寄せられまんがな!

次に右に曲がったときには
コースの端っこまで追い詰められて
かなりのスローモーションで

ズブズブズブズブ・・・・・
新雪のたまったところに ゆーっくりと突っ込んじゃったりして・・・。

新雪に突っ込むと バックで抜け出るしかない。
なのに、片側のスキーシューズが脱げた!

後方確認をしながらバックするけど
新雪がこんもりと乗った 板は重いし 
シューズは脱げたし 
わけわかんねえし!

おまけに シリモチついちゃって・・・。

谷側の足は踏ん張って
シューズの脱げた 山側の足をなんとかしなければ!

あれっ?
私の足は 何で黒いの?

靴下とシューズの間の
インナーシューズごと脱げてるんだ!
本来は スキーシューズの中に収まってるものだから
めったにオモテに出てくることはないもので
しかも黒いから 一瞬 ギョっとする。

どっ どうする?

靴下だけの足なら なんとかシューズに突っ込めるのに
インナーがあるから 簡単には突っ込めない。
金具を全部 パッチンパッチンはずさなければ・・・。

でも、
ああ〜 谷川の足が滑っちゃう!

うりゃ!
どうだ!
くっそぉー!
・・・・・
ダメじゃーん!


モタモタしてたら
先に下りてた仲間たちが 振り返って気がついた!
ダーリンと 同い年の男性が 
下でスキー板をはずして肩にかつぎ
ワッサワッサと雪の斜面を登ってくる。

「どうしたー!?」
『足 やっちゃったのかー!? 』

大丈夫だよ〜。
脱げただけだよ〜。
行って行って〜!!!

そう言ってるんだけど
なかなか立てずに 足をモゾモゾしてるもんだから
男性軍は スキー板を肩に担いで
汗びっしょりかいて ワッサワッサと上ってくる・・・。

大丈夫なんだよ〜・・・。

とほほ・・・。

一番乗りは やっぱりダーリン。
「どうした?」
汗びっしょりなのに 顔面蒼白で駆け上ってくる。

『シューズがね・・・ほれ! こんなんなっちゃった!』
「なんじゃこれ!」
『インナーシューズごと 脱げたみたい・・・。』
「なんだ〜、骨でも折ったかと思った。」
「手 貸してごらん。」
『えっなあに?』

次の瞬間 ドッサーン!

やっと抜け出たばかりの新雪に放り込まれた!

「心配させやがって〜!」

バラエティ番組の罰ゲームのように
雪に埋もれた すずりんが そこにいたのだった!

めでたし めでたし・・・。



ねっ?
すずりんのスキーテクニック・・・華麗でしょー?

どこがじゃ! 


あれから20年 スキーには全然行ってないから
全然滑れないことは 言うまでも無いっす! 





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ゲレンデSTORY 1

前回、ゲレンデBGMの話をしたのでね
今回は すずりんの華麗な(?)スキーテクニックの話でも・・・
クックック

私がスキーを始めたのは20歳を過ぎてから。
初めてのスキーは卒業旅行。
軽井沢だった。

次にスキーに行ったのは
仕事を始めてから・・・。
職場の先輩たちに連れられて1週間。
すぐにリフトに乗せられて、
死に物狂いで 滑ったっけ。
もちろん【 ボーゲン (ハの字滑り) 】だよ。

でも1週間も滑ってると
最終日あたりには なんとなく足をそろえて
滑れるようになるもんだね。
斜面のコブだって スイスイ避けられるようになる。

『 あたしって 天才!』

なんて自信満々で帰ってくると 次の年は
また ハの字に逆戻り・・・。


ダーリンと付き合い始めた年も
職場の先輩たちと 大所帯で滑りに行った。


付き合い始めの私たちは とっても初々しく
二人がけのリフトに座る。
彼が左側、私は右側。
二人並んで クルクルっと回ってきたリフトに腰掛ける。
私は右手でリフトのポールを握って座り
その手に握っていたストックを
左手にまとめようと 持ち替えた瞬間!
右手のストックがスルスルスル〜!!!

落ちた! 

まだリフトに座ってから数秒だ!
上から降りてきたリフトが一番下で反転し 
再び上っていくまでの
ほんのちょっと平らに移動する数秒。

だから!
まだ上りはじめてもいないところでだ!

リフトの順番待ちでたまっていた大勢の人の面前で!

係りのおじさんの目の前で!

ストックがスルスルスルー!!!

とーぜん! 失笑だわさ。

♪ ああ〜 蔵王に〜 ストックが降る〜 ♪


まあね、
上り始めると ゲレンデの滑降コースの上も通るリフトだったから
スキーヤーの頭上から落としたら
大ケガさせちゃうところだった!
迷惑かけなくてよかったとしても

すずりん、 

だっ だっ だせぇ!


これも、青春の1ページ。






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ゲレンデBGM

東京方面は 今年は雪が多いね。
もう5〜6回 降ってる・・・。

雪といえばスキー。

次男坊が先月行ってきたスキー教室では
ゲレンデに流れていた音楽も最新で

 ウーパー・ワールド とか
 アシッド・ブラック・チェリー とか

流れてたんだって。

といっても 私にはそれが
歌手名なのか 曲名なのかもわからないけど・・・。


今から20年ほど前
 【 私をスキーに連れてって 】って言う映画ができて
原田知世ちゃんと 三上博史が主演だったっけ?
ファッショナブルで トレンディで 
おまけに主題歌はユーミンときたもんだ!
映画も 曲も 大ヒットしたっけ。

♪ 恋人はサンタクロース ♪
♪ BLIZZARD ♪

カーッコイイよねえ。
ファッショナブルよねえ。

スポーツ用品専門店のCMでもさ
加藤晴彦くんとか出てきちゃって 広瀬香美の歌だった。

♪ ロマンスの神様 ♪
♪ 真冬の帰り道 ♪

おっしゃれ〜!!!


私がスキーに行ってた頃は
キラキラのピッカピカのスキー人気のちょっと前だった。
だから 今から24〜5年前だなあ。

素敵なニューミュージックとかは 
ゲレンデには流れてなかったなあ・・・。

昼食に入ったロッジでは 何かが流れてたけど
とにかくお腹がペコペコで
カレーとか お汁粉とか なんだかムシャムシャ食べてたな。

お腹が落ち着くと ようやくおしゃべりをしだす。
♪ チャチャンチャン チャンチャカチャンチャン・・・ ♪

BGMにはギターの音が・・・。

♪ 風の噂に ひとり来て〜 ♪

「さっきのコブのところでさあ・・・。」
『あぶなかったなあ〜。』

♪ 湯の香恋しい 奥飛騨路 ♪

「スキー教室の子達がさあ・・・。」
『けっこう人数いたよなあ・・・。』

♪ 水の流れも そのままに ♪


弾む会話の合間に BGMがちょいちょい聞こえてくるの。

♪ 君はいで湯の ネオン花
   ああ〜奥飛騨に 雨が降る〜 ♪


【奥飛騨慕情 だぁ〜〜〜!】
竜鉄也さんだぁ〜〜〜!


んでっ!
また話に花が咲く・・・。
夢中になってて ふと気がつくと

♪ チャチャンチャン チャンチャカチャンチャン ♪

さっき聞いたぞ このイントロ・・・。
♪ か〜ぜの うわさに〜 ♪

うわっ! また奥飛騨慕情だ!
今度は女性歌手だ 誰だ???

    

八代亜紀だあ〜!

2回続いたねえ・・・。

♪ チャチャンチャン チャンチャカチャンチャン ♪

げっ! ま ま まさか・・・!

♪ か〜ぜの うわさに〜 ♪

奥飛騨慕情だあ〜!!!。

竜鉄也じゃないぞ。
誰だ?

    

五木ひろし?

    

森進一?

♪ あ〜 おくひだに〜 ♪

わかったよ!
雨が降ったんだろ!


あそこのロッジの経営者は
よっぽど奥飛騨慕情が 好きだったんだね。
いろんな演歌歌手のうたう奥飛騨慕情を集めてあって
ずーっと ずーっと エンドレスで
♪ か〜ぜの うわさに〜 ♪ なんだもん。
確実に 4〜5人の歌手の奥飛騨慕情が
次々と流れてきたもん。

もうね 食事しながら楽しくオシャベリよりも
次は誰の 奥飛騨慕情だ?って
歌う歌手が気になって気になって・・・。

    

そのスキー場?
奥飛騨じゃないよ。
蔵王です!

ユーミンとか エグザイルとか 
おっしゃれ〜なBGMじゃなかったけど
これはこれで いい思い出です!

おもしろかったなあ・・・。

か〜ぜの うわさに〜 ♪

いっぱい いっぱい 雨が降ったんだよね〜!!!


久しぶりに
すずりん、青春の1ページ。






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クラス会 2

4月29日は携帯も混雑していたんだね。
この画像、携帯からブログに送信したものが
2時間待っても届かないから 
気持ちがくじけてほっといたの。

今朝、開けてみたら
なんと届いたのは
送信してから6時間後の到着になってたわ。

AUも混んで、FC2も混んでたんだろうね。

さてさてクラス会ですよ!
昨年もクラス会の記事を書きました 
同じ集まりです。
そう!
1年たったっていうことですわ。

第29回の 今年は私が幹事。

場所は とうふ懐石のお店にしたんだよ。
20070429224249

和室だけど テーブルと椅子だから
足がとっても楽ちんです。

全部個室で中庭に面しているので
景色も良くて 気持ちがいいの。
お天気にも恵まれたから 清々しくてよかったわあ。

200704292242496

↑ はじめに出てきた【季節のとり合わせ】でござる。
トコブシのゼリー寄せ
海老のナントカ揚げ
サツマイモノナントカ煮
三つ葉と何かのお浸し
鯛の笹寿司

すいませんねえ。
お料理の説明をちゃんと聞いてなくて
ナントカ・・・が多くて。(*_*;

もう女学生のときの雰囲気に戻ってしまってるから
きゃっきゃ キャッキャと かしましくてね
お酒も飲み始めてるし・・・。

200704292242494

『あれっ?
  ○○ちゃん、デジカメのケースが粋だねえ!
  漆塗りなの?』
「えっ?ケースなんかないよ。」
『それ、ケースじゃないの?』

「すずりんったらヤーだ!
  これ、お店の【爪楊枝入れ】だよ〜。」
『げっ!』
すかさず携帯で写す私。

「何やってんの?」
『記念写真だよ〜ん!』

「ぶっ!(^。^) ヘンなのォ〜!!!」
「おもしろーい! ぴったりサイズじゃーん。」
「そりゃ写真とらないと!」
『でしょ〜?』
「すずりん正解!」
「えっ?何があ〜?(すでに酔ってる。)
  今年は私【年女】でえ〜っす。\(^o^)/」
『みんなそうじゃーん! 同い年だもん』
「そうだった〜。ぎゃははは。」
「私は3月うまれだから みんなより若いもん。」
「おんなじ!」
『同じだよ〜!』
「違うもん! 40代と50代じゃ全然ちがうもん」
「50までまだ2年ある!同じじゃ!」
「来年50になる人もいたよね〜。」
「そうだ! 
 ○○ちゃんはおねいさんじゃん(クレヨンしんちゃん風に!」
「ちがう!おねいさんじゃなくて おおねいさんじゃ!
 おが一つじゃ 失礼じゃ!大台に乗るんだから。」

全員おなじ年齢じゃなくて ちょっとだけバラつきがあるけど
そんなこと全然関係ない仲間。
おおねいさん、おねいさん。
他の大学に通ってたけど 資格を取るために受験しなおして
私たちと同じ時間を過ごした仲間が数人いるの。

心から本当にこの仕事がしたくて勉強した仲間。
歳なんて 全然関係ない。
30年ちかく毎年続くクラス会。
結婚・出産で出席率が下がったときも細々続けてきた。
子育てがひと段落してきた最近は
出席人数も少しずつ増えている。
60%を超える出席率ってスゴイよね。

200704292242492

↑ 新じゃがと鶏の治部煮 

他にもね
揚げ田楽のふき味噌
お造り
豆水とうふ(ダシ入り豆乳と豆腐の鍋物)
くみあげとうふ
鮎の塩焼き
深川めし
香の物
白玉ぜんざい

たくさん出たんだよ。
全部おいしい!

お酒類も飲んだけど
とうふにあわせて注文した白ワインが美味しかったらしい。
私は 竹酒が美味しかったなあ。

あれっ? すずりんは日本酒飲めなかったはずなのに・・・。
そう思った人いるでしょ?
そうなの。
飲めないはずなのに
飲めちゃった。

「おいしいから飲んでごらん。」
そう勧められたとき
「じゃあ ちょっと舐めるだけ・・・。」
なーんて言って口をつけたらね
スッキリしてとっても美味しかったのよ。

気がついたら
ついでもらったグラス1杯、飲み干しちゃってた。

お酒が全然ダメだった昔をみんな知ってるから
「すずりん、いつのまにか 鍛えてたなあ〜。」って
喜んでくれたのさ。

「飲めるようになったけど、酔ってもちょっと赤いだけで
  そんなに変わらないねえ。強くなったねえ。」
『うん。えへへへ。』

そんなこと言ってるむこうでは
いつのまにか壊れちゃってる人もいる。
おばあちゃん1号なのに
一番若く見えるなあ・・・。
保育園にお迎えに行くこともあるって言ってたけど
ママです!って言っても 通るよ!って
全員が一致した感想。

クラス会はいつもランチの時間帯。
2次会では コーヒーの人ビールの人
それぞれに楽しんで おしゃべりもした。

夕方3時には解散になったけど
駅の改札で別れるときには
学生時代の「バイバイ」と気分はいっしょ。

「バイバーイ。また来年ね〜
「気をつけてね〜。」

エスカレーターに乗ってホームに下りながら
友達に手を振る。
手を振る友達の姿がだんだん見えなくなる。

ちょっとウルウルしちゃった。

学生時代のあのときと 同じ風景。

もう30年も前のことなのに。
翌日また教室で
「おはよう!」って言いそうな
あのときの気持ちが そのまま蘇る。

元気でね。
来年まで元気でね。
来年また逢おうね。

バイバイ。
バイバイ。



ところで今回のお店がとっても評判でね
2〜3年したら またここ使ってもいい?
なんて言ってくれた。
幹事になるのを誰も嫌がらないから
本当にそうなるかもしれない。

と想っていたら
来年の幹事に決まった人のこころづもりは
今回みんなの評判がよかったから
数駅違いの同じ路線で  
他にもある【とうふ懐石】のお店にするって!

本当に【とうふ懐石クラス会】が 数年続きそうだ!(^o^)丿

卒業してすぐの頃は
体育館を1日借り切って、
バレーやバスケの試合ばっかりやった年もあれば
バーベキューにした年もあったなあ。
遠い遠い昔の体力があったころ・・・。

やっぱり最近は
体に優しいものが好きになってきたって 
ことなのねえ・・・。

20歳のころと同じ気分でウルウルしても・・・。



※ 【とうふ屋うかい】(←ポチっと直行) というお店だよ。
  ホームページもあるから 興味のある人は見てみぞ。
  私たちが行ったのは鷺沼店。
  今回のお料理は 宴席料理 5250円のコース。
          (飲み物代は別)
  4人の個室もあるから いろんな集まりにオススメです。


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by suzurinn  at 10:17 |  青春の1ページ |  comment (8)  |  trackback (0)  |  page top ↑

修学旅行メモリーズ(番外編)

修学旅行のバスの中。

1時間乗って、目的地で1時間解散。
また1時間乗って、トイレ休憩10分。
また移動・・・。

けっこう乗ってる時間が長いでしょ。

高校生くらいの女の子がバスの中でどう過ごすか・・・。
寝るよ!
とにかく眠いお年頃。
それが、修学旅行なんだもん 夜中までオシャベリして起きてるから
いつにも増して 眠い眠い!

そしてこのお年頃は 前髪が命!
本当はいけないんだけど カーラーとか巻いちゃってね。
降りるときだけ カーラーをはずすのさ。
お化粧は こっそりしてる子もいたけど
ほとんどは お化粧なんてしてなかった時代。


数日バスに乗ってると
お菓子も飽きちゃって しょっぱいものが食べたくなる。
おせんべいとかも お菓子の類だから
それも飽きる。

何を食べちゃったと思う?

『壺漬け!』

太い竹の入れ物に入った壺漬けを 誰かがお土産用に買った!
と思ったら、
バスの中で食べたかったらしくてね、
開けちゃったのよ! 壺漬けを!

匂う〜!
漬物臭い〜!

すずりんは その当時は 漬物が大の苦手だったから
本当に参った!

でも、「おいしい!」 「オイシー!」って
みんな喜んで食べてたなあ・・・。


私のすぐそばの席に座ってた子はね、
大粒のマスカットキャンデーを舐めててね そのまま寝ちゃったの。
下唇と 下の前歯の間にチョコンと挟まったまま
転がって落ちることもなく 
スヤスヤ 眠っちゃった。

バスが揺れるたびに
コロンと落ちるんじゃないかとみんなが注目してたっけ。
けっこう大粒なマスカットキャンデーだったから・・・。

でも 最後まで 落ちなかったよ。


数年後、大人になってから知り合った友達に聞いた話もある。

やっぱり 高校での修学旅行は 九州だったんだって
だいたい似たようなコースだった。

旅行から帰って 学校での話。

授業中、 後ろの席の子が トントンと背中をつっついた。
振り返ると 消しゴムが落ちたから拾ってほしいと・・・。

拾ってあげると 「ありがとう!」



また背中をツンツンされた。

振り返ると 鉛筆を落としたという。

拾ってあげると 「ありがとう!」



3度目に背中をツンツンとつつかれたとき
『今度は何を落としたんだろう?』

振り返ると うしろからゴロンゴロンと

ザボンが転がってきたー!。

まるで ボーリングのボールが転がってくるように・・・。

九州で買ってきた お土産のザボンが ゴロン ゴロンと
転がってきたー!

授業中だったのに 声上げて笑っちゃったんだって!


そりゃそうだ!
そんな大きなものが ゴロンゴロンと 転がってくるなんて
だれが想像できようかあ・・・!



ちなみに 後ろの席の子は
最後の ザボンゴロゴロが目的で
消しゴムと鉛筆は ザボンの効果を上げるための布石だったそうな・・・。


おそるべし!


ザボン少女と 同じ高校じゃなくてよかった!
すずりんの 強敵ライバルになるところだった!



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by suzurinn  at 00:01 |  青春の1ページ |  comment (6)  |  trackback (0)  |  page top ↑

修学旅行メモリーズ2

すずりんの高校時代の修学旅行は 九州一周旅行。

新横浜から新幹線で大阪まで行って、
大阪からは寝台車で九州へ・・・。
早朝に到着したのは 臼杵の石仏。
ここから始まったのでした・・・。

阿蘇、長崎、日南海岸、鹿児島・・・。
そんな旅だったと思う。

ちょうど今頃の時期だったわ。
11月12日はすずりんの誕生日。
修学旅行も何日目かの日だったけど、誕生日当日は
観光バスの運転手さんとガイドさんからプレゼントをもらったし
その日の宿舎となるホテルからも プレゼントをもらった
思い出深い 17歳の誕生日だったもんね〜。

その頃は 山口百恵ちゃんの人気絶頂のころで
『赤いシリーズ』のドラマ 【赤い衝撃】が放映されてた。
放映日が重なった夜は
自由時間になっても ホテルのロビーも廊下も
誰もいなかった。
みんな 部屋にこもってテレビの前に釘付けだったもの。^^

【赤い衝撃】は 
三浦友和演じる若い刑事が 容疑者を追い詰めて
抵抗する容疑者に向けてピストルを発砲したそのとき
たまたま自主トレでランニングしていた女子高生百恵ちゃんに命中し
超高校級のスプリンター(陸上選手)だった彼女の人生を
狂わせてしまう・・・そんな話だった。
覚えてる?

♪ あなたがいる 私がいる 何かが呼ぶだけ
  あなたがいる 私がいる 答えは愛だけ〜 ♪

そのドラマのオープニングシーンが
阿蘇の外輪山を走るハイウェイを夕日だか朝日だかにむかって
ゆっくり走行する場面に タイトルロールが流れて
百恵ちゃんの歌う主題歌が流れてたの。

だから余計に印象的だった。

長崎では平和記念館を訪れて
原爆の爆風で一瞬にして焼け焦げてしまった
様々なものの展示物をみたり
体験者の作文を読んで涙したり、衝撃的な体験をしたんだよ。

長崎ちゃんぽんや皿うどんも食べて美味しかったなあ。

私の学年は14クラスあったから 3班に分かれて
1日ずつ日程をずらしての修学旅行だった。

天候などの影響で 宮崎の【こどもの国】に行った班と
行けなかった班とになってしまったの。
私の行った班は 第2班だったかな?
行けなかった班なのよ〜。残念!

海辺のホテルに泊まったとき
そこに泊まった日は 自由行動の日だったんだけど
街にでてみたらなんと!
その商店街の定休日だったから なーんにもできなかったの。

「じゃあ、パフェでも食べよう!」ってんで入ったお店が・・・
夕方から パブになる喫茶店だった!

パブってことは お酒しか飲めなくてね。
「ソフトドリンクは この時間はありません!」 って言うのさ。
今だったら「そんなことないだろ!」って思えるけど
みんなウブだったから
「そうなんだ〜・・・。」 って納得しちゃって
飲んだこともないお酒を飲んでしまったのさ。
もう時効だから 許してちょ。

なんとかフィズってやつを 頼んで
人数分みんな違う種類を注文して ちょっとずつ飲んでみたわけ。
「クワ〜!」
お酒なんか飲めないから 全然美味しいとは思えなかったけど
せっかく頼んだから なんとか全部飲んでね
なんとなーく みんな千鳥足。

そんなときに先生と出っくわさなくてよかった。

「ちょっと、酔いを冷ましてから帰ったほうがいいんじゃないか?」
海岸にでてみたの。
11月だから 夜の潮風はちょっと寒かったけど
酔っ払ってる雰囲気には 気持ちよかった。

シュバっ!

振り返ると 好奇心でタバコを買ってきたやつがいた!

「ちょっと! ヤバイよ!」

「大丈夫 大丈夫!」

ちょっと酔って すっかり気が大きくなってるから怖いものなし!

「私も〜」
「私も!」

次々とシュバっ!

ホテルのベランダをみると ベランダでタバコを吸ってるひとの影が。

ポ〜っ。

赤い光がホタルみたいに光ってる。

「ねえねえ!あの赤い光みたいに向こうからもこっちがわかるよ!」

「ひえ〜! あっぶねえ〜!」

急いで火を消して 海岸から引き上げた。

今の学生からみたら 何てかわいい小心者女子高生だろか!

うちの高校は 校則の厳しい女子高だから
酒臭いわ タバコ臭いわで もしも見つかったらアナタ
修学旅行から帰ったとたんに 停学か・・・退学だったかも〜。
あぶねえ〜!!!

さてさて 入浴タイム。
これはホテルじゃなかったなあ・・・。
日本旅館だったから どこだったかなあ・・・。

その頃 夜中によく聞いてたラジオでは
【オールナイトニッポン】とか
【パックインミュージック】とか
【セイヤング】とかね そういう深夜ラジオでは
修学旅行ネタとか よくハガキで投稿があってね
面白いハプニングがあったの。

これはその中の投稿ハプニングのひとつだけどね
美貌やプロポーションをいつも鼻にかけてる ちょっと嫌なやつが
入浴タイムの前にトイレに行ってね
先に入ってた仲間たちが体を洗い終えて 浴槽に体を沈めたころ
注目をあびながらモデル歩きで
しゃなりしゃなりと 入ってきた。
「私のカラダ・・・どうよ!」 とでも言いたげに入ってきた。
「確かにスタイルがいいわね。なんか悔しいわ!」
そんなムードになったとき
洗い場を向いた彼女の背中側が 湯船に浸かるみんなに見えた。
そこにはなんと!

おしりにぴったりと張り付いたトイレットペーパーが
ゲゲゲの鬼太郎のキャラクター 『いったんもめん』のようだったー!
見ようによっちゃ、フンドシ・・・ってか?

そーんなハプニングネタがよくラジオから流れてたわ。

すずりんの入浴タイム

あったわねえ〜そういう類の 爆笑ネタが・・・!

日本旅館の宿舎では お風呂は露天風呂だったのねえ。
今思うとね 客室のベランダ側の一番したが露天風呂。
察しのいいひとは もう想像し始めたでしょ。(^。^)

洗い場は建物の中だから 露天風呂の部分には 浸かるだけだけどね
たいがい、建物の近くで そお〜っと浸かるでしょ?

その旅館の露天風呂は 結構大きくてね
岩やら 竹の植え込みやらあったけど それにしても大きかった。

大きいお風呂に入ったら 
泳ぎたくなっちゃうのが人情ってもんでしょ?

ついつい 沖の方まで(深くはないけど、建物から離れた方まで)
泳いじゃう人が出てくるのよ。

キャッキャ キャッキャいいながら
あっちにも こっちにも かわいい桃(おしり)が
どんぶらこ〜 どんぶらこと・・・。(^。^)

平泳ぎのうちはよかった!

背泳ぎを始めた子がいたわけよ。
  (↑すずりんじゃないよ! 泳げないもん・・・。))

「背泳ぎはやめなさい!」って
数人で止めたけど 
「大丈夫 大丈夫〜! 気持ちいいよ〜!!!」

すーい すーいと 背泳ぎで沖に出て行く子。

「こらこら! ヘアーが!」

背泳ぎだから タオルで前を隠すとか そんな技は使えません。
すっぽん の ぽんよっ!

「おいおい! ヘアーが!」
「やめなさいって〜! ぎゃははは」

建物のそばでお湯に浸かるみんなは 爆笑の渦。

きゃー!!!! 
ザブーン!

急にその子が お湯にもぐった!!

「どうしたの?」
「おぼれた〜?!」

いままでどんなにみんなが止めても 開放的に背泳ぎで 
すーいすーいと キャッキャと遊んでた子の顔は青ざめている。

「何? どうしたの?」

「上っ! 上っ!」

上を指差しながら あわてて内風呂の方に戻ってきた。

内風呂側にいた仲間は みんなで露天風呂に出て上をみた。
そこにはなんと!
ベランダに出ていた 先生の顔が見えたのだー!

な・・な・・なんでぇ〜〜〜?!?!

上層階の客室のベランダからは
まるで庭園のように 露天風呂の沖がみえていたのだったー!

そんな沖まで泳いでいっちゃうお客さんがいようとは
旅館側も想定してなかったんだろうね。^^

今では考えられないけど
30年も前の時代だから 
なにかとのんびりしていた世の中だったのかもしれないね。^^

とりあえず 客室からは見えないように
東屋風の こじゃれた屋根をつけるとか そんな工夫はなかったのね。

ベランダにいた先生たちも 気まずい事態になっちゃった!

まさか、生徒が全裸で背泳ぎしている姿を真上から見ようとは
思ってもみなかった事態だろうからねえ・・・。^^

見ちゃった方も 見られちゃった方も
本人には苦い思い出だよね、きっと・・・。^^
居合わせた身には 30年たっても楽しかったハプニングだけどね。

もう名前も思い出せない 遠い遠い 昔の話。


すずりん 青春の1ページ。

P・S 番外編もあるよ〜。



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修学旅行メモリーズ!

メモリーズ! ときたら・・・。

お察しのとおり、すずりん 青春の1ページっすよ(^。^)

なんかね、
兄ちゃんのみやげ話も今一、盛り上がりに欠けてしまったのでね
こうなったら 
すずりんのメモリーズを出すっきゃありませんねえ!

中3の時の 【京都・奈良】への修学旅行は
もう記憶もほとんどなくて
唯一覚えてるのが 

「パンツの落し物事件」かな。
たいした話じゃないけども
お風呂に入ってから、自由時間で街中に買物にでて
宿舎に帰ったときの名簿チェックで 隅に呼ばれた。

宿舎の帳場の入り口で ちょっとした物陰に隠れて
女の先生から 声をかけられた。

「これ、すずちゃんの落し物じゃなあい?」って聞かれたのさ。

みると 
私の名前がしっかり書かれた おパンツだったのよ〜ん。

『なんてこったい!』
顔から火が出るかと思った。

まあ、こんなのは 中学生時代のかわいい思い出だあね。



高校の修学旅行の話・・・してもいい?

じゃ、
高校の修学旅行の話は またのお楽しみということでっ!



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by suzurinn  at 23:15 |  青春の1ページ |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

世界史ねぇ〜

今からほぼ30年前に体験した世界史の話。

それはすずりんがまだ 花も恥らう女子高生だったころ・・・。

世界史の授業を受けたのよ。

この先生がね 元どこかの校長先生だったそうでね
背筋のシャンとした先生だったわ。
カクシャクとした 小さいじーちゃん!。
元産休先生だった私が 
先輩先生のことをこんな表現はどうかと思うけど
18歳の当時の女子高生の目線だからさ。 
カンベンしてちょ。

そのじーちゃん先生の世界史の授業はね、
ハガキ大の大きさのプリントに
○○革命とは・・・。 とか
○○の時代・・・。とか
そういうひとつの事柄についてビッシリ書いてあるの。
それを一人に1枚ずつ配って、ノートにそのまま書き写すわけ。

こんなに細かい字を、よく書けたもんだ! と思うほどに
ビッシリと書いてある。

時間になったら 紙を回収するから手元にはないの。
そして キンコンカンコンとチャイムが鳴る。

何それ? でしょ?

それが 1ヶ月 2ヶ月と慣れてくると
ビッシリのハガキ大の紙が 2枚とか 3枚とかに増えるのよ。

ああ〜めんどくせぇー! と思って放っておくと大変!

中間とか期末のテストには
ハガキ大のプリントに書いてあったそのまんまの文が
何枚分もの量になって抜粋されて ビッシリ載ってて
ところどころ 空欄になってる。
そこに プリントどおりの言葉を埋めないと得点されないの。

じーちゃんの言葉遣いは時代がかっててね
○○せしむるを・・・ ○○せんがため・・・
そんな表現だからね その使い方じゃないとバツ!

えええ! 
せしむる・・・よりも ○○が大事じゃないのぉ〜?
そーんな感じ。

そして評価はなんと!
100点満点で 5段階に評価する基準はね
0点〜10点まで ・・・1
10点〜29点・・・・・2
30点〜90点・・・・・3 ←おいっ!
91点〜99点・・・・・4
100点のみ・・・・・・5

中間テストで1つ間違えて期末で100点だった子が 4だったよ。

ほぼ全員が 世界史の評価は捨てました。
30点でも 90点でも 3しか取れないなら
30点でいいよね!

まる暗記が得意の子はいいんだけど
すずりんなんか全然だめ!
興味がないと 覚える気すら無い!

世界史を捨てた自分を後悔する日は 何年もたってやってきた!

1年に一度 夏休みの最初の日曜日に
教員採用試験があるのよ。
地方自治体単位でね。
免許は持ってるけど 公務員としての採用試験なの。
小学校の先生は 地方公務員だから・・・。
その試験に合格しても 1年以内に採用が決まらないと無効。
だから 本採用になるまで何年も受けなくちゃならない。
ほんの数日前まで 
自分の担任するこどもたちの成績つけて
通知表に所見やら連絡やらびっちり書いて
はあ〜やれやれと思ったところで 今度は自分の勉強が始まる。
その年度によって 終業式から採用試験までの日にちがまちまち。
月曜日が終業式なら試験当日まで5日間はあるけど
最悪 ゼロよ!

現場で仕事しながら 現役学生と同じ試験受けるのよ〜。
すずりんの脳みそは ひとつ覚えるとひとつ忘れちゃうのよ〜。
きついわあ。
あんまり短期集中で試験勉強したら
知恵熱がでて 試験当日は高熱で朦朧としてた年度もあったわ。
(あらっ? どっかで聞いた話。
      兄ちゃんの ありえない受験 か? )
脳みそって ホントに煙がでるんだね(笑)

試験の内容は 専門的なものもたくさんあるけど
一般教養の問題もたくさんあるの。
その中で 弱っちゃったのがあってね

「○○△△□□○○」という言葉を言った人物(日本人)と
同じ時代におきた世界の事柄を挙げなさい。


はあ〜っ? 
言葉を言ったその人をきいてるんじゃないの?
しゃべったのは日本人なのに
その時代と同じ時代の世界史かい?

もうお手上げ!
わからん!

フランス革命とか 産業革命とか そういう大きな事柄なら
なんとか時代から年号を考えて・・・って
糸クチがみつかるかもしれないけど
世界史の流れなんて・・・
プリント写しで切れ切れでまる暗記だったじゃん。

○○革命とか ○○時代とか ブツ切れで繋がらないのよ。


そんな問題で真っ青になってると
クレヨンは何語ですか?
ランドセルは何語ですか?


「明日の持ち物は クレヨンですよ〜。」 とか
「ロッカーにランドセルをしまってくださーい!」 なんて言ってるときに

何語? なんて頭にねえよ!

おっと失礼!

そんなこと考えながら 日々生活してませんって!

広く浅い知識が 一般教養かと思っていたら違うのね。
広〜く 深〜く が一般教養なのね・・・フン! って思ったわ。
負け犬の遠吠えじゃ!

その頃は 教員志望が多かったから 狭き門だったの。
振り落とし作戦なんだから しかたないけど・・・。

すずりんの解答を聞きたい?

クレヨン・・・・・オランダ語 ブッブー (正解はフランス語)

      だってさ、クレヨンの箱の絵!
      風車とチューリップのオランダ風味じゃん!

      ちぇっ! ひっかけかよ。
      まんまと ひっかかってる! 

ランドセル・・・・ポルトガル語 ブッブー (正解はオランダ語)

      オランダ語はこっちかよ!
      何故そう思ったかって? 
      なんとなくですけど・・・。
      

ちなみにポルトガル語は、
      カステラ、カルタ、カッパ  などだそうっすよ。


世界史をちゃんとやらなかったばっかりに・・・
今のすずりんが ここにいる・・・。???

ただ、大人になってからも いろいろ知ることはあるからね
脳みその柔らかい 吸収力のあるうちに
やって損することはないと思うよ。

ブツ切りに覚えた点と点が 線につながったとき
うれしいもんだよ。

がんばれえ〜!!!
うりゃ〜〜〜!


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by suzurinn  at 12:15 |  青春の1ページ |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

出前ものがたり

 先日の 実写版ちびまる子ちゃん第2弾で
友蔵じいさんと、その友達のために
2つだけとった うな重の出前の話があった。

襖は閉まっているものの
「うなぎ食べたいよお〜!」という まる子の声に
友蔵の胸は痛んだ。

翌日、入ったばかりの年金でまる子を外食に連れていく。

そーんな話。


すずりんの子ども時代も
父親に来客があると 2人分だけ出前をとった。

私は 子ども時代は丈夫だったし
女の子は冷ご飯や残り物を 普通に食べなくちゃいけないって
イベントごとでも ご馳走なんかなかったの。

自営業だから 収入に波があるので
そう言って 親に丸め込まれてた感もあるけどね(^。^)

でも5歳下の弟は違った。
生まれつきアレルギーを持ってるし 小児喘息だったし
「5歳まで生きられない子だ」 そう医者に言われた子だから
両親は 必死に育てた。
叱って泣かせると 喘息が出るからと
あんまりきっちり叱らないくらい・・・。
だから、弟は 
何も知らずにガッツリ叱る姉ちゃん(すずりん)が
唯一怖い存在だったの。  
ううう〜。(T_T) 
たった二人の姉弟なのに そんな存在って・・・(T_T)

話はそれて
そんな弟には とにかく栄養つけなくちゃ!
集金や仕入れに出かけるたびに 父は弟を連れ出して
用事の帰りには 食べたいものを食べさせた。
当然 食べ物には我慢というものを覚えなくなる。


さてさて、出前の話。
父と来客用に お寿司の出前をとった日。
「僕も食べたい!」
あのまる子と同じ状態だわさ。

母は言った。
「大人はタマゴとのり巻きは食べないから残るよ。
 お父さんが残してくれるから あとで食べなさい。」

弟は 襖をちょーっとだけ開けて お父さんを見てた。
話が弾んで、ついつい食べてしまった!
「あっ!」
弟は ちょっとだけピンチ顔。^^

のり巻きが ひとつ減り ふたつ減り・・・
最後の砦であるはずの
大人は食べないはずの タマゴに父の手が伸びる。

幼い弟の目には みるみる涙が溢れ出す。
「はっはっは。」
豪快に笑いながらその勢いで 父の口には禁断のタマゴが・・・。
次の瞬間
「食べちゃった〜!!!」

びぇ〜!!  

ぎぇ〜!!  

ぎゃーんぎゃんぎゃん!!

弟は泣き出した。
もう誰にも止められない!

「お父さんがー! タマゴ食べちゃった〜!」
あーんあんあん・・・・・・・・・。

もう止まらない!
「お母さんのうそつき〜!」

あ〜あ、泣いちゃった!
喘息が出るぞ〜。
ゴホンゴホン! ゲホゲホ! ゼエゼエ!
あ〜あ!

私の子どもの頃は
お寿司といったら 子どもは【のりたま】。
かんぴょうののり巻きと タマゴが3個入ってる。
黄金ののりたまよ!
お刺身が乗ったお寿司は 大人が食べるもの!
そういうものだったのさ。

すずりんの実家だけかと思ったら 
ダーリンの実家もそうだったって。

まる子のうな重ダダこね事件をみていると
泣き虫で病弱だった弟を思い出すわ!

今?
5歳までしか生きられない子だったはずなのに
40歳も過ぎました。
息子も2人いますのよ。
亡き父と同じ道 【ガテン系】でカラダ張って生きてます!


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by suzurinn  at 09:39 |  青春の1ページ |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

沖縄メモリーズ【終】(フェリー)

さてさて、いろいろアクシデントがありながらも
楽しかった沖縄ともお別れの時が来てしまいました。

ヨロン島からはフェリーで川崎港まで帰ります。
お別れの時、船と陸地をつなぐものは【紙テープ!】

色とりどりの紙テープを渡されて乗船。
デッキから紙テープを端を持って、
くるくる巻きの本体を桟橋に向かって投げると、
民宿のおじさん、おばさん、駐在のガイドさんが受け取ってくれるわけ。
島のひとたち みーんな来たんか?って思うくらいに
桟橋には見送りの人があふれてた。

ブォ〜〜〜!

別れを告げる汽笛の音が、低く、長く、響くの。

ブォ〜〜〜!

♪ほた〜るの ひ〜か〜り ま〜どのゆ〜き〜 ♪
ピアノの旋律がゆっくりと流れるわけ。

なんか演歌の世界みたいになってきたけども
これがまた 情緒があるんだなあ・・・。

フェリーのデッキから桟橋に繋がる無数の紙テープ。
色とりどりの紙テープ。

「気を付けてね〜!」
「またいらっしゃいよ〜う!」

「お世話になりましたあ〜!」
「ありがとう〜!」

「さようなら〜!」
「さようなら〜!」

♪ほたるの光♪の旋律が流れる中を、船はゆっくりと桟橋を離れる。
ゆっくり、ゆっくり。
ブォ〜〜〜!

紙テープのぐるぐる巻き本体も 芯のところまでくると
桟橋の人たちの手から スルスルと離れちゃう・・・。
繋がっていた物が ほどけていくのがまた もの悲しい・・・。
手から離れた紙テープが 風にのって サラサラさらさら・・・。
一生懸命に手を振る船上のひとたち。
声を限りに 「またおいで〜!」と見送るひとたち。

ホントに 風情があるんだなあ・・・。

なんかねえ、涙が出ちゃうのよ。
つー・・・っと。

  ♪いつも群れ飛ぶ かもめさえ とうに忘れた恋なのに・・・♪
                    by 涙の連絡船

そんな気分。


涙のお別れも済んで、船は太平洋を川崎へと進みます。

これはすごかったよ〜!

何がすごいって・・・奴隷船みたいだった(笑)

【さんふらわあ】 ・・・だったかどうかは忘れたけど 
けっこう大型のフェリーだった。

1等とか2等とか、船室を選べた人たちもいたでしょうが
私達は何せ格安ツアー。
ギュウギュウに詰め込まれたの。
一人当たりの占有面積は、団地サイズの畳1枚程度かな?
だから、90cm×180cmよりも、若干小さめのスペースってこと。

そこに、大きな旅行バッグを置いて寝るわけだから
バッグのぶんだけさらに狭くなる。

笑ったのは、こじゃれたマクラ。
その頃流行してた【クレージュ】のバッグそっくりなんだもの。
黒だったか紺だったかの皮製でお弁当箱を2つ重ねたくらいの大きさ。
左右、両サイドにグルーっとオレンジ色の縁取りステッチになってるの。
こんな説明でわかるかなあ・・・。

クレージュのバッグとマクラの見分け方は、
真ん中にクレージュのトレードマークがあるかないかだけ。(笑)

私はブランド物にはとんと興味がないので、
全然違う形の安物のバッグだったから何も支障はなかったけど
たまたま同じバッグを持ってた子は、大変だったよ。

あちこちに自分のバッグと同じマクラがごろごろ転がってるから(爆)

『あっ、バッグ忘れたよ。』って
すずりんがマクラを渡すたびに騙されて 笑ってた。
うしゃしゃしゃ 

夜になると、
その詰め込まれた客室に、真っ黒に日焼けした若者たちがゴロゴロと
ギュウギュウ詰めで寝るんです。
楽しそうに笑ったりすると
真っ暗な中に 真っ白な歯がキランキラン光るのよ。
真っ黒に焼けてるのは全員そうだけど
手の平って ちょっと焼け方がうすいじゃない?
だから、黒人みたいなの。

その頃、アメリカのテレビドラマで【ルーツ】っていうのが人気でね
アメリカで生まれ育ったある黒人が
自分の先祖(ルーツ)を辿って旅をする話。
アフリカからアメリカに渡ってきた 最初の人たちは
アフリカ各地でさらわれて 奴隷船で運ばれた悲運の人たち。

そんなドラマが流行ってたものだから
真っ黒に日焼けして、歯と手のひらが白い団体が
気をつけ状態でギュウギュウ寝かされていると
どうしても【ルーツ】を連想しちゃう。

そんなわけです。


食事はね、お弁当を買うの。
ダイニングはあるんだけど、そこも客室として使ったから
ダイニングテーブルも椅子も、デッキに運び出されてて
お食事は無理。

♪ピンポンパンポーン。
  お食事のご用意が出来ました。フロントで販売しておりますので
  どうぞご利用くださいませ。 ♪

そんな放送が流れると 一斉に並び出して買うんです。

食事が終わると、
デッキに出されたテーブルのあたりでトランプとかして遊んでた。

ここでも知り合いになった人たちと一緒に遊んでたよ。
また、男性がたと・・・。

なんで、男性と仲良くなっちゃうんだろう。???
まわりの女の子たちがあまりにも若すぎて
(ほら、私達21歳でおばさん扱いだったじゃん
高すぎない適当なテンションでいるから、楽だったのかな?
それに、すずりん以外はみんな美人だから・・・。

このフェリーの中で仲間内で流行ったのが『青雲ハーモニー』

♪せいうん それは 君がみた光〜 僕がみた希望〜 
  せいうん それはふれあいの心 幸せの青い雲〜♪

森田公一とトップギャランが歌った 
日本香堂のお線香のCMソング・・・アレよ。
知ってるでしょ?

いきさつは忘れちゃったけど、
この格安ツアーは『Aラインクルーズ』っていうのだったけど
何の話からだったか『青雲クルーズ』って言って遊びだしたのね。
そこからは、何かあると
♪せいうん・・・♪ ナームーって合掌してから、
「どうも」って会釈するの。

トランプで手詰まりになると  ♪せいうん・・・♪

話に詰まると ♪せいうん・・・♪

何か可笑しいと  ♪せいうん・・・♪

何が面白かったのか、いちいち青雲、青雲って合掌してた。
なんでそういう展開になったんだったかなあ・・・。

水平線に太陽が沈むと 真っ暗な世界。
陸地ははるか遠くだから、明かりなんか何も見えない。

夜光虫・・・今は、海ほたるって言ったほうがわかりやすいかな
船のへさきが波を割るたびに 刺激をうけた夜光虫たちが青く光るの。

青い夜光塗料みたいに とても幻想的だったなあ。

昼間は、
船に並んで泳いでたイルカの群れもかわいくて感動的だったけど
真っ暗な世界に怪しく光る 夜光虫も綺麗だったよ。

そんなステキな海を見てるとね
恋しい人の顔が胸いっぱいに広がってくるんですよ。

数日間、恋人と離れていた人は 
なんとなく彼の名前を叫びたくなるのね。
「叫んでもいい?」
「いいよ(OK)。どうぞ、どうぞ。」

今だったら こっぱずかしくって出来ないけど
21歳よ。
まだまだ若いのよ。
水も弾くの。 
プルンプルンの若さなの。
叫んだって だれも責めないよ。
私達、落ち着いてた方だから(←まだ言うか!)

あーっ! ひょっとして
私達ってこの中では年寄りなのね→お線香→青雲 だったかな?
そうかもしんない(笑)
ちょっと悔しかったからね


1人、2人・・・彼の名前を呼び出したから
すずりんも 片想いしてた彼の名前を呼びたくなって
ちょっと叫んじゃった・・・。

王様の耳はロバの耳〜!

ウソウソ。
穴掘ってないから そんな大それたこと叫べませんって!


大好きだった彼の 名前を呼んだわね。 キャー!
すずりん、キャラが全然違う〜!って
誰か叫んだでしょ!(笑)

ウブだったから・・・その頃はね。
おっと! 今もウブよ。 
うしゃしゃしゃ (^。^)

帰ったら、彼が迎えに来てくれる人たちはどんなに叫んでもいいよ。

どんなに呼んでも、 どんなに叫んでも
片想いじゃ しようがない・・・。
虚しい叫びなんだよねえ・・・。

せつないすずりんは この頃すでに形成されてたわけね・・・。


かくして、無事に川崎港に着いた私達の
沖縄の旅は終わったのでした。

港に迎えに来ていた友達の彼氏に
一緒に送ってもらった せつないすずりんでありました。

すずりん、青春の1ページ。


沖縄メモリーズ・・・完。 



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by suzurinn  at 17:33 |  青春の1ページ |  comment (4)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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