Tue
05/13
2008
テンインサンデスカ・・・?
「アノウ・・・。」
数か月前のある日、高校から帰る電車の中で
タロウの頭の上で声がした。
「テンイン サン デスカ?」
電車の中で 『店員さんですか?』 って・・・???
不思議に思いながらもタロウは声のする方を振り向く。
そこには スラっと背の高い外人さんがいた。
にっこり笑うその顔には覚えがある。
バイト先のコンビニに時々現れる人だった。
何を着ても いつもカッコいいけど
電車の中で会ったその時は
背広姿が凛々しくて ハリウッド映画にでも出ていそうで
本当に本当に カッコよかったそうな・・・。
私もその人のことは知ってるから
どんなにカッコよかったのか 簡単に想像できる。
180cm以上あるよなあ・・・190cmくらいあるかも・・・。
小顔でハンサムで 物腰も柔らかくて
そりゃあ カッコよかっただろうて!
はじめに現れた頃は片言の日本語で
タバコの銘柄を ぼそっと言うだけだったが
いつも買っていくお気に入りのタバコをタロウは覚え
そのお客さんが注文する前にたばこを差し出したとき
とても感動して喜んでくれたそうな・・・。
「オボエテクレタ ノ デスカ?」
「はい。」
そんなことから タロウの顔も覚えてくれたらしく
たまたま同じ電車に乗り合わせたそのとき
声をかけてくれたのだった。
「テンイン サン デスカ?」
「はい。 あっ、いつもどうも・・・。」
「ワタシ ノ ナマエ ハ アラン(ここでは仮名) デス。」
「ああ、 アランさんですか。
ボクは タロウです。」
「オウ! タロウ サン デスカ。」
「そうです。」
「ヨロシク ネ。」
「よろしく お願いします。」
「ガッコウ ノ カエリ デスカ?」
「はい。」
「アランさんは どこに行ってきたのですか?」
「ワタシ ハ ○□△※ マデ イッテキマシタ。」
「お仕事ですか?」
「ハイ。 デモ ホントウ ハ
シゴト ニ イクト ミセカケテ デート デシタ ネ。」
「えっ、 見せかけたんですか? ははは・・・。」
「ハイ。 ミセカケマシタ ネ。」
「あはははは・・・。」
「アハハハハ・・・。」
数日後 コンビニに現れたとき
いつものように
アランのお気に入りのタバコを差し出すと・・・
「スミマセン タバコ ヤメマシタ デスネ。」
「えっ? そうなんですか?」
「ハイ。 スミマセン デスネ。」
それから1週間ほどして店に現れたときは
またお気に入りのタバコを注文した。
「あれっ? タバコ やめたとか・・・。」
「ボク・・・イシガ ヨワイ!」
「えええ〜? 意志が弱い?(笑)」
「ハイ。 イシガ ヨワイ!」
頭をポリポリとかいて お買い上げになったらしい。
もちろん 爆笑だったそうな。
その外人さんは 以前は通訳さんというか
世話役というか
日本人の男性と一緒に現れていたけど
いつの頃からか 一人でも買い物に来るようになっていた。
久し振りに世話役の男性と現れたとき
「コノ テンインサン ハ タロウサン デスネ。」 と
世話役さんに 紹介してくれたそうな。
タロウは店員の身分証を胸に着けているから
日本人の世話役さんは フルネームで読めるんだけどね♪
「あっ、どうも・・・。」
話をあわせて 会釈してくれたらしいよ。
そして、世話役さんのお名前も教えてくれて
ちゃんと紹介してくれたらしい。
ちなみに この世話役さん
若い男性で 背が高くて
このカッコいい外人さんと一緒にいても
ぜんぜん 見劣りしないくらい カッコイイ。
有名な 若手実力派俳優に ちょっと雰囲気が似てる。
それで・・・。
一昨日だっけかな?
アランが来たのよ。
アランとタロウの そんなやりとりを聞いた翌日だったから
ちょっとドキドキ。
「タロウの 母です。」
言いたい!
ものすごく言いたい!
だけど言えなかったわ。
だってさ、
タロウったら 数か月前のそんなやりとりを話してくれたのは
つい最近なんだもの。
こういうのって タイムリーでなきゃ
アランがもう忘れてしまっているようなこの時期に
「タロウの母です!」って いきなり言い出したらさ。
「イママデ ナンドモアッテルノニ ナンデ? WHY?」
こっぱずかしいじゃーん!
せめて 電車の中で声かけられた頃に
話してほしかったよーだ!
・・・
・・・
・・・
・・・ 
ランキングに参加しています。
ポチっと一押し 応援よろしくお願いします。
↓

FC2 Blog Ranking
この記事が面白かった方は
拍手マークをポチっと一押し お願いします。
とっても励みになるんです。
よろしくお願いします。
↓
数か月前のある日、高校から帰る電車の中で
タロウの頭の上で声がした。
「テンイン サン デスカ?」
電車の中で 『店員さんですか?』 って・・・???
不思議に思いながらもタロウは声のする方を振り向く。
そこには スラっと背の高い外人さんがいた。
にっこり笑うその顔には覚えがある。
バイト先のコンビニに時々現れる人だった。
何を着ても いつもカッコいいけど
電車の中で会ったその時は
背広姿が凛々しくて ハリウッド映画にでも出ていそうで
本当に本当に カッコよかったそうな・・・。
私もその人のことは知ってるから
どんなにカッコよかったのか 簡単に想像できる。
180cm以上あるよなあ・・・190cmくらいあるかも・・・。
小顔でハンサムで 物腰も柔らかくて
そりゃあ カッコよかっただろうて!
はじめに現れた頃は片言の日本語で
タバコの銘柄を ぼそっと言うだけだったが
いつも買っていくお気に入りのタバコをタロウは覚え
そのお客さんが注文する前にたばこを差し出したとき
とても感動して喜んでくれたそうな・・・。
「オボエテクレタ ノ デスカ?」
「はい。」
そんなことから タロウの顔も覚えてくれたらしく
たまたま同じ電車に乗り合わせたそのとき
声をかけてくれたのだった。
「テンイン サン デスカ?」
「はい。 あっ、いつもどうも・・・。」
「ワタシ ノ ナマエ ハ アラン(ここでは仮名) デス。」
「ああ、 アランさんですか。
ボクは タロウです。」
「オウ! タロウ サン デスカ。」
「そうです。」
「ヨロシク ネ。」
「よろしく お願いします。」
「ガッコウ ノ カエリ デスカ?」
「はい。」
「アランさんは どこに行ってきたのですか?」
「ワタシ ハ ○□△※ マデ イッテキマシタ。」
「お仕事ですか?」
「ハイ。 デモ ホントウ ハ
シゴト ニ イクト ミセカケテ デート デシタ ネ。」
「えっ、 見せかけたんですか? ははは・・・。」
「ハイ。 ミセカケマシタ ネ。」
「あはははは・・・。」
「アハハハハ・・・。」
数日後 コンビニに現れたとき
いつものように
アランのお気に入りのタバコを差し出すと・・・
「スミマセン タバコ ヤメマシタ デスネ。」
「えっ? そうなんですか?」
「ハイ。 スミマセン デスネ。」
それから1週間ほどして店に現れたときは
またお気に入りのタバコを注文した。
「あれっ? タバコ やめたとか・・・。」
「ボク・・・イシガ ヨワイ!」
「えええ〜? 意志が弱い?(笑)」
「ハイ。 イシガ ヨワイ!」
頭をポリポリとかいて お買い上げになったらしい。
もちろん 爆笑だったそうな。
その外人さんは 以前は通訳さんというか
世話役というか
日本人の男性と一緒に現れていたけど
いつの頃からか 一人でも買い物に来るようになっていた。
久し振りに世話役の男性と現れたとき
「コノ テンインサン ハ タロウサン デスネ。」 と
世話役さんに 紹介してくれたそうな。
タロウは店員の身分証を胸に着けているから
日本人の世話役さんは フルネームで読めるんだけどね♪
「あっ、どうも・・・。」
話をあわせて 会釈してくれたらしいよ。
そして、世話役さんのお名前も教えてくれて
ちゃんと紹介してくれたらしい。
ちなみに この世話役さん
若い男性で 背が高くて
このカッコいい外人さんと一緒にいても
ぜんぜん 見劣りしないくらい カッコイイ。
有名な 若手実力派俳優に ちょっと雰囲気が似てる。
それで・・・。
一昨日だっけかな?
アランが来たのよ。
アランとタロウの そんなやりとりを聞いた翌日だったから
ちょっとドキドキ。
「タロウの 母です。」
言いたい!
ものすごく言いたい!
だけど言えなかったわ。
だってさ、
タロウったら 数か月前のそんなやりとりを話してくれたのは
つい最近なんだもの。
こういうのって タイムリーでなきゃ
アランがもう忘れてしまっているようなこの時期に
「タロウの母です!」って いきなり言い出したらさ。
「イママデ ナンドモアッテルノニ ナンデ? WHY?」
こっぱずかしいじゃーん!
せめて 電車の中で声かけられた頃に
話してほしかったよーだ!

・・・
・・・
・・・
・・・ 
ランキングに参加しています。
ポチっと一押し 応援よろしくお願いします。
↓

FC2 Blog Ranking
この記事が面白かった方は
拍手マークをポチっと一押し お願いします。
とっても励みになるんです。
よろしくお願いします。
↓

